【謝罪メールの基本マナー】相手の心をしずめる3つの例文

【謝罪メールの基本マナー】相手の心をしずめる3つの例文

どれだけ丁寧な対応をしていても、

思わぬミスで、取引先や上司を

怒らせてしまうことがあります。

 

依頼されていたことをすっかり忘れていた・・・
様々な事情で納期に間に合わない・・・

 

そんなときは、気が重いですよね。

 

早く、謝罪しなければ!

と、気持ちは焦るばかりです。

 

でも、大丈夫!

この記事を読み「伝え方の技術」を身につければ、

謝罪のシーンでピンチをチャンスに変えるメールを

作ることができるようになります!

 

 

謝罪メールを送るときの基本マナー

 

まずは、謝罪メールを送る際の

基本的なマナーを知りたいですよね。

 

ここでは、特に大切な

2つのマナーをご紹介します。

 

 

基本マナー① 初めに謝罪する

 

まず初めに、素直にあやまる。

 

自分のミスはもちろん、

相手の誤解からうまれた怒りであっても、

まずは「謝罪」に徹しましょう。

 

謝罪する前に、事情から説明してしまうと、

「言い訳をした」と受けとられる可能性も。

 

誠意をこめて、お詫びのコトバを伝えましょう。

 

 

基本マナー② 相手を尊重する

 

また、相手の気持ちに

寄りそうことも、とても大切です。

 

与えてしまった不利益に対して、

まずは共感する。

 

そのうえで謝罪をし、相手を

無下にしているわけではないことを伝えましょう。

 

また、日ごろの感謝も伝えると、

「あなたは私にとって、大切な相手です」

というメッセージも伝わり、

相手の怒りがしずまりやすくなります。

 

 

 

相手の心をおだやかに。「伝わる謝罪メール」のコツ

 

どんなメールを書いたら

この最悪の展開をのりきれるのか・・・

 

重要なメールだからこそ、メールの作成に

かなり時間がかかってしまうものです。

 

ここからは、

「謝罪メールの書き方のコツ」を3つ紹介します。

 

 

コツ①メールの件名は超重要!

 

どんなビジネスメールでもそうですが、

謝罪メールも、件名が超重要。

 

大量に送られてくるメールの中から、

優先的に読んでもらう必要があるからです。

 

そのためには、メールの重要度や内容が

ひと目でわかる書き方を心がけましょう。

 

具体的には、

 

・日付を明記する
(例)企画会議(8月30日)の議事録送付
・メールの趣旨をひとことで表現し、【  】で強調する
(例)【出欠確認】定例会議について
・【重要】マーキングで見落としをふせぐ
(例)【重要】上半期実績の提出について

 

などの工夫ができます。

 

謝罪メールは、特に

早急に開封してもらいたいもの。

 

だからこそ、件名にこだわりましょう!

 

 

 

コツ②謝罪メールの肝!本文のポイント

 

さて、謝罪メールの肝となる本文ですが、

重要なポイントは

 

① 結論から書く

② 端的に書く

 

の2つです。

 

ポイント①結論から書く

 

どんなビジネスメールでもそうですが、

まずは結論から伝えることが重要です。

 

「結論」→「経過」→「今後の展望」

という流れで書くと、相手に負担なく

情報をとどけることができます。

 

では、謝罪メールの結論って、

なんだと思いますか?

 

それは、「生じたトラブルと、謝罪のきもち」。

 

まずは自分のミスをみとめ、

どんなトラブルが生じたのかを説明し、

謝罪のきもちを述べましょう。

 

その後に、どういう「経過」で

トラブルをまねいてしまったのかを伝えます。

 

このとき大切なのは、

5W1H(いつ・どこで・だれが・なぜ・どのように)を

具体的に書くこと。

 

最後に、これをふまえて自分はどう考え、

どうしたいのか、「今後の展望」を

具体的に書きます。

 

「結論」→「経過」→「今後の展望」

という流れの、例を見てみましょう。

 

「自分のミスで、取引先への

納品が遅れてしまう」という報告を、

会議中の部長にメールする

というシチュエーションです。

 

(例)
柏木部長お世話になります、神田です。
会議中に恐れ入ります。

【結論】
たいへん申し訳ありません。
本日、A社に納品予定だったマスコットですが、
納品が遅れてしまうことが判明しました。

【経過】
私と工場とで、納品日を
電話でやり取りしたのですが、その際
日付の認識がズレていたようでした。

納品日は、メールでも
あらためてお送りすべきでした。

誠に申し訳ございません。

【今後の展望】
工場に、最短でいつ納品できるか
ただいま確認中です。

急ぎ、A社に謝罪の連絡を入れ、
最短の納品日が分かり次第ご連絡を入れる旨を
お伝えできればと思いますが、
そのような対応でよろしいでしょうか。

会議が終わる頃、柏木部長にあらためて
お電話かけさせていただきます。

 

「結論」→「経過」→「今後の展望」

という流れは、ビジネスの

他のシーンでも応用できます!

 

しっかり身につけておきたいですね。

 

 

ポイント② 端的に書く

 

せっかく「結論」→「経過」→「今後の展望」

という流れで書いても、

話に枝葉が多いと相手に伝わりません。

 

メールに求められるのは、

すばやく用件を伝えること。

ポイントをしぼり、余計なことを書き込まないで

「端的」に書くことを心がけましょう。

 

 

 

コツ③印象を左右する、締めの一言

 

端的に用件を伝えたら、

最後に一言をそえて、メールを締めくくります。

 

何か情報が詰めこまれたコトバ

というわけではありませんが、

締めの一言があるのとないのとでは

メールの印象が大きく変わります。

 

定型文として、下記のようなものを

覚えておくと便利です。

 

・この度は、ご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございませんでした。
・ご迷惑をおかけし、大変恐れ入りますが、何卒よろしくお願いいたします。

 

 

 

相手の心をおだやかに。「伝わる謝罪メール」

 

あとは実践あるのみ!

と言いたいところですが、

謝罪メールはケースバイケース。

 

ここからは『伝え方が9割』のメソッドをもちいた、

すぐに使える謝罪メールの例文を、

3つご紹介します!

 

 

【シーン①】取引先に迷惑をかけてしまったとき

 

「発注書の確認不足で、

オーダーと違う商品を届けてしまった」

というシーンです。

 

△「納品ミスでご迷惑おかけしてしまい、申し訳ありません」

 

これでは、謝罪だけで

今後の動きが提案されていないため、

不誠実な対応という印象を与えかねません。

 

そこで、このように伝えてみましょう。

 

○「ご迷惑おかけし、大変申し訳ございません。最優先で、手配を進めております。今回の納品先ですが、御社に納品するのと取引先に直納するのと、どちらがご都合よろしいでしょうか

 

ここでは、「選択の自由」という

伝え方の技術を使って、納品先を

会社と取引先、どちらにするか質問しています。

 

人は、「AかBどちらにしますか?」と聞かれると

おもわず選んでしまうもの。

 

今後の方針が明確になることで、

取引先も安心してくれるはずです。

 

さらに、「トラブルが生じても

適切に、迅速な対応をしてくれた」という

好印象すら、与えることができるかもしれません。

 

 

 

【シーン②】約束をリスケするとき

 

次は、やむをえない事情で

取引先に、リスケをお願いするシーンです。

 

△「15日のミーティングですが、明後日に変更させていただけませんか。大変申し訳ありません」

これでは、こちらの都合で

自分勝手にリスケを依頼したような

印象を与えてしまいます。

 

では、このように伝えてみたら

どうでしょうか?

 

○「大変恐れ入りますが、ミーティングのスケジュールを変更させていただけないでしょうか。実物を見ていただけるタイミングの方が、より本田さんのご希望に沿った話し合いができると考えております

 

ここでは、「相手の好きなこと」という

伝え方の技術をつかっています。

 

自分の要望をストレートに伝えるのではなく

相手のメリット、つまり

相手の好きなことを伝えることで、

「イエス」という答えを引き出す方法です。

 

相手はどんなことが好きだろう?

相手のメリットってなんだろう?

 

そう考えることが大切。

 

今回の場合、取引先のメリットは

「実物を見ることができる」ということ。

 

こちらの都合をストレートに

伝えるよりも、取引先は、

きもちよくリスケに応じてくれることでしょう。

 

 

 

【シーン③】納品が遅れるとき

 

最後は、取引先に

納品が遅れることを伝えるシーンです。

 

△「納品が1日遅れます。申し訳ございません」

 

これでは、こちらの事情を

一方的に伝えてしまっています。

 

そこで、このように伝えてみましょう!

 

○「大変申し訳ございません、納品日を1日遅らせていただけませんでしょうか。高橋さんだけには、より完成度の高いものをお届けしたいんです」

 

ここでは、「あなた限定」という

伝え方の技術をつかっています。

 

遅れてしまう事実は伝えつつも、

相手に特別感を感じてもらえるような

伝え方になっているのがポイントです。

 

特に、相手の名前を出すと

「私のことを特別に思ってくれている」と

感じてもらうことができます。

 

「あなたのために」「あなただけ」

なんて言われると、断れないですよね。

 

 

まとめ

 

これまでお伝えしてきたように、

謝罪メールにはポイントがあります。

 

まずは真摯に謝罪して、相手のことを

大切に思っていることを伝えるという

基本的なマナーを押さえつつ、

件名や本文、締めの一言を工夫。

 

さらに、今回ご紹介した伝え方の技術を使えば、

マイナスをプラスに変えることすら

できてしまいます!

 

謝罪メールを送るときには、

ぜひ思いだしてくださいね!

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