【名言集】8月の伝え方ベスト

【名言集】8月の伝え方ベスト

3年ぶりに行動制限のない

お盆を迎えた8月。

 

久しぶりに実家へ

家族といっしょに帰省したり、

3年ぶりの花火大会へ

足を運んだり。

 

ようやく“夏らしい夏”を過ごした

という人も多かったようです。

 

さて、そんな8月もまた、

夜空を明るく照らす花火のような、

色とりどりのコトバたちが

満開でした。

 

佐々木圭一がとくに素晴らしいと感じた

伝え方ベスト3をご紹介します!

 

 

第3位

 

社会人野球の

“最高峰”といわれる、

都市対抗野球。

 

ことしは、

ENEOS(横浜市)が

史上最多の12回目となる

優勝をかざりました。

 

8月の伝え方ベスト第3位では、

その立役者のひとりを紹介します。

 

その選手とは、

オリックスと中日で

プロ9年間の経験がある、

武田健吾選手。

 

昨シーズンは

中日で1軍に帯同したものの

オフに、まさかの「戦力外通告」――。

 

ほかのプロ球団からも声がかからず、

社会人野球の

三菱重工East(横浜市)に入ることに。

 

そして今回、同じ地区で予選を戦った

ENEOSに「補強選手」として

加わったのでした。

 

はたして、

そのチャンスで爪痕をのこせるか。

武田選手のコトバです。

 

「これまで『どうせ打てないだろう』と思われてきたので……。
そういうのを見返してやりたかったんです」

 

もともと、武田選手は

“守備の人”という見方がほとんどだったそうです。

 

プロ時代、1軍での出番は

試合後半の守備固めが

圧倒的に多かったからです。

 

しかし、今大会では、

そんな武田選手が

打線をつなぎ、

勝利にひと役買う場面が

光りました。

 

「絶対打って、

チームに貢献したい

という思いだけでした。

悔しい思いをしてきたので」

と、武田選手。

 

戦力外通告から、

社会人野球の頂点へ。

 

何度も、何度も見せた

ガッツポーズは、

「レッテル」を乗り越えた

喜びを表しているようにも見えました。

 

周りに何と言われようと、

「絶対に見返してやる」と

己の力を信じ抜く。

 

そんな執念を感じるコトバでした。

 

出典:Full-Count

 

 

第2位

 

5月に公開され、大ヒットを記録した

映画『トップガン マーヴェリック』。

 

この作品で、字幕翻訳を担当し、

主演のトム・クルーズの通訳として

長年、活躍してきた女性が

このたび、“通訳引退”を表明しました。

 

この女性は

戸田奈津子さん、86歳。

 

大学生のころに読んだ

小説『ある貴婦人の肖像』

(ヘンリー・ジェイムズ著)に

つよく影響され、

 

「自分のことは自分で決める」

 

という哲学を胸に、

人生を歩みつづけてきたといいます。

 

字幕翻訳家の道をえらんだのも、

なにを隠そう、

この哲学が根っこにあったから。

 

「若い女性は、

学校を出たあと

数年だけ働いて家庭にはいる」

 

という生き方が

まだまだスタンダードだった

昭和の時代に、

 

ひとり大企業を飛びだし、

お見合い話もことわり、

字幕翻訳家として花開くまで

アルバイト生活をつづけた戸田さん。

 

当時のことを、

このようにふりかえっています。

 

「まわりに迷惑をかけない範囲で、

人の意見に流されずに

自分の好きなことを目指して、

その責任を引き受けようと

心に誓ったので、

周囲と違う生き方をすることに

迷いや不安はありませんでした」

 

では、多くの生き方のなかで、

なぜ、「翻訳家」をえらんだのでしょうか。

 

「ひとりの女の一生で体験できることなんて、ほんのわずかじゃないですか。
だけど
想像力さえあれば、
太古でも未来でも、
宇宙にだって行ける。
それが映画や本が与えてくれるいちばん素敵なことだと思います」

 

なんて、壮大な考え方。

そして、伝え方が素晴らしい。

 

まるで

物語の次の展開に胸を躍らせながら

コックピットで操縦するような、

そんなワクワク感がにじむ

伝え方です。

 

ちなみに、

 

「女の一生で体験できることはわずかだが、

想像力があれば宇宙にだって行ける」

 

という、この部分。

 

正反対のコトバを並べて

印象を強める「ギャップ法」という

伝え方の技術が、

たくみに使われています。

 

出典:女性セブン

 

 

 

第1位

 

ことしの夏の甲子園で、

仙台育英が初優勝をはたしました。

 

東北勢が優勝旗を手にするのは、

春のセンバツをふくめても

はじめてのことです。

 

この歴史的な快挙にあたって、

育英の監督が残したコトバが

大きな注目をあつめました。

 

「青春ってすごく密なので」

 

とくに3年生は

入学からずっと

新型コロナウィルスの影響を

受けつづけました。

 

入学式も、

修学旅行も、

一緒に昼食をとることも、

近くで語り合うことも。

 

二度と経験することのない、

かけがえのない

その一瞬、一瞬が

「コロナ感染拡大防止」の旗のもとに

制限されてきた——。

 

 

そんなやり場のない

苦しみや悔しさを

感じていた人が多かったのでしょう、

SNSには、「思いを代弁してくれた」

という共感の声であふれました。

 

 

いつからか

「密」というコトバは

“悪の親玉”として

目の敵にされるようになりましたが、

 

本来はあたたかい人間関係を

表すときにも使われてきた

コトバだったことを、

今回、思い起こさせて

くれたように感じます。

 

 

監督は優勝インタビューで

こうも語っています。

 

「僕らが過ごした高校生活を100とすると、

今の高校生は30もないと思う。

それでも、不満を言うのではなく

投げやりにもなっていない。

これからは、

学生生活を少しでも

『濃密』にしてあげたい」

 

 

「密」な学生生活を

過ごせなかった学生への

申し訳なさと、

それでもふて腐れることなく

前向きに練習に励んだ

子どもたちを誇らしく思うような、

監督の愛情を感じるコトバです。

 

 

「100」の日常は

きっと、もうすぐ。

そうあってほしいと思います。

 

 

出典:スポニチ

 

 

ほかにもたくさんの

ステキな伝え方があったので、

ご紹介します!

 

 

「面白い奴はイジメられない」

(お笑い芸人・チャンス大城さんが紹介した、ダウンタウン・松本人志さんのコトバ。
大城さんが子どものころ心のよりどころにしていたとか)
出典:マイナビニュース

 

 

「やり切ったかなとは思うんですけど、やっぱりすごく悔しいです」

(ゴルフの渋野日向子選手。AIG全英女子オープンで首位にわずか1打及ばず3位)
出典:サンスポ

 

 

「描くという行為は立ち止まる行為だから。
写メでパチンとやって終わりじゃなくて、立ち止まってほしい。
絵を描くというプロセスはそういうことなんです」

(原爆ドームの絵を描き続けることで平和を訴える、画家のガタロさん)
出典:FNNプライムオンライン

 

 

「苦しい時期を乗り越えることができたのは、ほかでもない、ここに甲子園があったからです」

(横浜高校野球部の玉城陽希さん。夏の甲子園の選手宣誓で)
出典:スポニチ

 

 

以上、佐々木圭一が

独断と偏見で選んだ

ベスト3の伝え方でした!

 

 

今月はどんな素敵なコトバに出会えるでしょうか。

みなさんも体調に気をつけつつ、注目してみてください。

 

 

さて、私たちウゴカスでは、

皆さんの学びを応援しています。

 

 

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「文章力」を身につけてみませんか?

 

 

11月にスタートする

「ライター文章力講座」の募集がはじまりました!

 

 

「もっとスラスラと文章が書けたら良いのに……」

「文章をしっかり学んでこなかったから、自信がない……」

 

 

そんなお悩みのお声をたくさん聞きます。

 

 

そう。

 

ネットを通じた情報発信がさかんな時代、

文章力は、どんな場面でも求められる

 

「現代人の必須スキル」といってもいいでしょう。

 

ある調査では、96%が「ビジネスで文章力が必要」と回答しています。

(※2020年、人材育成担当者550人を対象とした調査。漢検による)

 

 

文章力は、いちど学んでしまえば、一生モノ。

 

 

なぜなら、特定の分野や、ある企業でしか通用しない特殊なスキルではなく、

どの業種・業界でも役に立つ「持ち運び自由な技術」だからです。

 

 

今回は、オフィスで受講と、オンラインで受講

どちらも選べるハイブリッド講座としてお届けします。

 

 

佐々木の指導を生で聞きたい方は、

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【概要】

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時 間 :19時15分〜21時15分 ※第1回・第5回は19時15分〜21時45分

 

定 員 :20名(先着順)

 

場 所 :対⾯(表参道)またはオンライン(Zoom)

※各回ご希望の形式でご受講いただけます。

※出席できなかった回は、映像にて確認することができます。

 

料 金 :150,000円(税込165,000円)

 

HP  :https://www.ugokasu.co.jp/writer/

 

※定員はお一人ずつ丁寧に対応させていただけるよう20名の少人数に限らせていただいております。すでに半数以上のお申し込みをいただいております。ご入金をいただいた先着順で「正式なお申し込み」となりますので、ご興味がお有りの方は、お早めのご入金をおすすめいたします。

 

※ご不明な点がございましたら、real-school@ugokasu.co.jpまでお気軽にどうぞ!

 

 

【お申し込み方法】

クレジットカードをお使いになれます。VISA・MASTERに対応しております。

なお、銀行振込をご希望の場合は、別途お問い合わせください。

 

 

さらに詳しい情報はこちら:

https://www.ugokasu.co.jp/writer/

 

 

「伝え方の技術」が、

1人でも多くの方の力になれますように!

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