2022年04月20日

5分で解説! 今すぐ使える 5つのタイトル術【後編】

5分で解説! 今すぐ使える 5つのタイトル術【後編】

 

 

今すぐ使える5つのタイトル術、いよいよ後編です!

 

そのまえに‥‥

みなさん、前編でご紹介したタイトル術はすでにマスターできましたか?

まだご覧になっていない方は、ぜひこちらからチェックしてみてください!

 

復習をかねて、内容を少しふりかえってみましょう。

 

【タイトル作りの共通ルール】
●タイトルの文字数は、20〜30字以内に。
(見出しの文字数は、短いほど情報が頭に入りやすく効果的と言われます)●タイトルは、最初と最後の2回考える。
(本文を書く前に仮タイトルをつけ、本文を書き終わったら、もう一度見直しましょう)
【前編で紹介したタイトル術】
①前振りで期待させる
「その続きは30秒後!」のように、タイトルに余韻を残すことで結果や答えが知りたくなる仕掛けをつくる。
(例)
「食べすぎを防ぐ、意外な食べ方とは?
なぜあの人は、ごはんから食べるのに太らないのか」
「この食べ方なら少量でもお腹いっぱいに!続きはこちら②単語を合体させる
流行の言葉の多くは、この「合体法」で作られています。(「合体法」 出典:佐々木圭一氏著『伝え方が9割』ダイヤモンド社
「ゆるキャラ(ゆる+キャラ)」「壁ドン(壁+ドン)」
「既読スルー(既読+スルー)」
のように、2つのコトバを組み合わせる方法でした。
作り方は、軸となるふつうのコトバ(キャラなど)に、別軸コトバの言い換え(ゆる、ふんわり、マシュマロなど……)をたくさん出して組み合わせます。
(例)
「【メリハリウォーキング】で、脂肪燃焼がグングン変わる!」
軸コトバ:ウォーキング/別軸コトバ:「緩急」「でこぼこ」「メリハリ」…

さて、おさらいはこの辺にして、今回は、残りの3つの技をご紹介します。

 

前編でご紹介した内容>

  1. 前振りで期待させる
  2. 単語を合体させる

<今回の後編でご紹介する内容>

  1. ニュース風にする
  2. 読者に呼びかける
  3. 限定感を出す

 

 

 

ニュース風にする/「新しい事実」に使える技!

 

後編の一つ目は、「ニュース風にする技」です。

 

世の中で、「当たり前」と思われている通説をくつがえすような内容や、新しい事実を紹介する文章につかえるタイトル術です。

 

たとえば、

 

新事実。ダイエットには野菜の前に、肉が正解!」

 

などのように、あえて「古い事実(通説)」を前置きしたうえで、新しい事実を提示する構成にします。

 

そうすることで、「新しい事実」が強調されます。

 

ここでは、「ダイエットの前に肉が正解!」と書くのではなく、「野菜の前に」というコトバを入れて、「新事実」を伝える記事であることを強調しています。

 

では、実際に頭を使って考えてみましょう。

 

次の文章にタイトルをつける場合、どう考えたら良いでしょう?

 

ポイントは、古い事実(一般的な通説)と、新しい事実に対応する情報をそれぞれピックアップすることです。

 

例題
仕事でストレスを抱え、身も心も疲れきった人たちの多くは、休みの日に家でゆっくり過ごすことで精神や身体のリラックスを図ろうとする。
しかし、じつはこの方法より、もっとリフレッシュできる方法がある。
それは身体を休ませるより、むしろ身体を動かすことで脳内麻薬(ドーパミン)を出し、リラクセーション効果を得る方法だ。

 

古い事実と新しい事実、見つかりましたか?

 

答えは、こちらです。

 

主張ポイント
リラックスしたければ、身体を休ませるのではなく、むしろ身体を動かした方が良い。

 

この主張ポイントをよく読むと、中学校の英語で習う、ある構文を思い出しませんか?

 

「Not A but B」(AではなくB)という、英語の強調構文です。

 

この例題のように、「通説(A)」よりも「新しい事実(B)」を伝えたい!

 

そんな時に役立つのが、このニュース風にお知らせする方法なのです。

 

文章で「新しい事実」を簡単に見つける方法があります。

 

それは、むしろやじつはというコトバを探すこと。

 

この後ろには、浸透していない新しい事実や発見が続く場合が多く、それこそがニュースとなります。

 

たとえば、今回のお題であれば次のような回答例が作れます。

 

OK回答例
・これからは、「休息」より「運動」で身体を癒す時代。(25文字)
・身体を休めて次の日に備える時代は、もう終わり。(24文字)
・疲れている時こそ、休むより動け!(17文字)

 

みなさんは良いタイトルが作れましたか?

 

ちなみに、伝える内容が長くなってしまったり複雑になったりしてしまうと、何を最初に伝えるべきか迷ってしまうという人もいるかもしれません。

 

迷ったときは、とにかく短いタイトル作りを意識してください。

 

タイトルは、シンプルが一番です。

 

今回のように、「Not A but B」のような流れが見えてきた時には、ぜひこの方法を試してみてください。

 

 

読者に呼びかけることで、スルーされないコンテンツへ!

 

さて、次のタイトル法をご紹介します。

 

それは、記事のターゲットとなる読者に「呼びかける」ようにタイトルをつける方法です。

 

たとえば、

新生活のひとり暮らし必見!超時短な掃除テク30選」

のようなタイトルです。

 

年齢や性別、地域や属性など、記事をとどけたいターゲットがある程度、明らかになっている場合に使いやすい方法です。

 

ターゲット(記事を届けたい人)は誰か?を意識しながら、まずは例題を読んでみましょう。

 

例題
個人差はあるものの、人間は30歳前後から徐々に筋肉量が減っていく。
1日中リモートワークが続き、座りっぱなしの時間が多くなった今、私たちの筋肉はさらに弱まる傾向にある。
働き方やライフスタイルが変わったこんな時代だからこそ、筋トレにも、時代に合わせた変化が求められるはず。
そこで今回は、座ったまま効率よく足の筋トレができる方法をご紹介。

 

この例題の文章には、「30歳前後」や「リモートワーク」といった単語が入っています。

 

ここから、ターゲットになりそうな人物像が見えてきそうです。

 

タイトルを考える前に、今回の例題で想定されるターゲットの情報を整理してみました。

「リモートワーク」や「座りっぱなし」など、この表に出てきた情報が、ターゲットにとって、そのまま「自分ごと化」しやすいキーワードとなります。

 

これらを組み合わせて、コトバを考えていきます。

 

では、OK回答例をみていきましょう。

 

OK回答例
・「座りっぱなし」な現代人へ。足の筋肉、大丈夫?(24文字)
・リモートワーク世代に必見!いま必要な足の筋トレ(24文字)
・30歳がタイミング!筋肉減少を予防できる足の筋トレ(25文字)

「私のことだ!」と思われるきっかけが盛り込まれたタイトルになりました。

 

また、「座りっぱなしな現代人へ」などのように、ターゲットに「ゾッと」思わせるような伝え方の技法を「恐怖訴求」と呼びます。

 

不安な気持ちをあおられると、人は続きが気になるもの。

 

この切り口も覚えておきましょう。

 

伝えたい相手に自分ごと化してもらえるようなキーワードを見つけて、スルーされないタイトルを目指していきましょう!

 

限定感をプラス!コトバによる特別な演出を。

 

「今すぐ使える」タイトル術。いよいよこれがラストです。

 

最後は、「限定感」を演出する方法です。

 

たとえば、

「筋トレ革命!今だけ月額たった3000円で、ジム通い放題!」

といったタイトル。

 

・「今だけ」(期間限定)

・「たった●●円」(低価格)

のように、

①いまだけ(期間限定)
②ここだけ(独自商品)
③おトクです!(割引、低価格)

のうちのどれかの要素を入れるのがポイントです。

 

商品のお得な情報や、他にはない特長を紹介する記事などに最適なんです。

 

 

それでは、実際に使ってみましょう。今回は、ある美容家電をPRする文章です。

 

例題
目尻のシワや、フェイスラインのたるみが気になってきた方にオススメ。
累計出荷台数50万台突破。美容家の華子さんも認める美容家電!その名も「フェイシャルマジックローラー」。
使い方はカンタン。1日3分、顔まわりにローラーを転がすだけ。表情筋に微弱電流がアプローチすることで、顔のコリをほぐしていきます。定価は50,000円。月々定額プランをご希望の方は、月額600円からご購入いただけます。

 

さて、あなたなら、どんなタイトルをつけますか?

 

いきなりですが、ここで、「限定感」の足りないよくあるNG回答例を見ていきましょう。

 

NG回答例
①大好評!美しい顔をキープするフェイシャルローラー!
②上期の大ヒット商品「フェイシャルマジックローラー」
③50,000円で、毎日ハリのある美しい顔をキープ。

「大好評」や「大ヒット」などありふれた言葉で商品の特長を伝えてしまうと、他の類似商品との違いがわかりづらくなり、読者の目に留まらない情報になってしまいます。

 

さらにこの商品の名前は、「フェイシャルマジックローラー」と少し長いですね。

 

商品がすでに広く認知されているならば話は変わってきますが、このような場合、字数の限られたタイトルに用いることはあまりオススメできません。

 

3つ目のNG回答例(「50,000円で、毎日ハリのある美しい顔をキープ」)は、具体的な数字を用いていますが、美容家電の中でも50,000円という価格は、高価格帯に位置するでしょう。

 

情報として出す場合は、逆にデメリットと捉えられてしまうかもしれません。

 

では、どうすれば、より目を引くタイトルをつくれるでしょうか?

 

そこで登場するのが、冒頭でお伝えした「限定感」です。

 

限定感をプラスすることで、特別な演出をコトバに込める方法です。

 

よくお店などで「期間限定」や「特別セール」といった商品を目にしますよね。

 

このコトバを見ると、「おトクかも!」「買ってみようかな?」という気持ちになってしまいませんか?

 

仕組みはこれと同じです。

 

限定感を演出する要素は、次の三拍子です。

 

①いまだけ(期間限定)
②ここだけ(独自商品)
③おトクです!(割引、低価格)

 

この3拍子を意識することで、「限定感」をつくることができます。

 

この3拍子にあてはまる具体的な数字や固有名詞を、例題の記事の中から探してみましょう。

 

例題
目尻のシワや、フェイスラインのたるみが気になってきた方にオススメ。
累計出荷台数50万台突破。美容家の華子さんも認める美容家電!その名も「フェイシャルマジックローラー」。
使い方はカンタン。1日3分、顔まわりにローラーを転がすだけ。表情筋に微弱電流がアプローチすることで、顔のコリをほぐしていきます。定価は50,000円。月々定額プランをご希望の方は、月額600円からご購入いただけます。

限定感をプラスできそうなキーワード
・累計出荷台数50万台突破
・華子さんも認める
・1日3分
・月額600円から

この商品は割賦販売をしているので、サブスクのような感覚で高額商品が手に入るのが特長ですね。

 

ですので今回は定価の50,000円という数字ではなく、よりおトク感を伝えられそうな「月額600円」という数字を使って考えていきましょう。

 

では実際に作っていきます。まず、NG回答例は、こうでした。

 

NG回答例
大好評!美しい顔をキープするフェイシャルローラー!(26文字)
上期の大ヒット商品「フェイシャルマジックローラー」(26文字)
50,000円で、毎日ハリのある美しい顔をキープ。(21文字)

それを、「限定感」を演出するタイトルにすると……

 

OK回答例
美容家・華子も認める」1日3分のフェイシャルケア!(27文字)
月額たった600円で、ハリのある美しい顔をキープする。(26文字)
50万台突破!3分コロコロするだけで、嫉妬される美しさへ。(29文字)
美顔革命!そのスキンケアに、月額600円プラスするだけ!(27文字)

 

3拍子を意識した「限定感」をプラスすることで、オリジナリティが感じられる商品タイトルになりました。

 

1つ目の回答例のように、実際に固有名詞を伝えられないときは、「美容のプロが認める!」と言った表現でもOKです。

 

 

 

さて、前編・後編にわたってご紹介した「5分で解説!今すぐ使える5つのタイトル術」。

 

文字数を少なくしつつ、インパクトのある表現をさがすのは、最初は少し難しく感じるかもしれません。

 

でも大丈夫!

 

長くなってしまったタイトルは、ご紹介した方法を使えば、どんどん短くすることができます!

 

まずは自分が一番伝えたい情報を並べ、そこからタイトル術にならって情報を整理してみてください。

 

「タイトルを制するものは、情報発信を制する!」

 

これを合言葉に、今日から開封率アップ、ファン層拡大が狙えるタイトル作りを目指していきましょう!

 

 

 

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