2024年01月11日

『おさるのジョージ』から学ぶ伝え方の大切さ「伝えられないはもうやめた」

『おさるのジョージ』から学ぶ伝え方の大切さ「伝えられないはもうやめた」

あれは2年前の土曜午前8時40分頃

忘れもしなかった。偶然テレビで流れていた

『おさるのジョージ』に敗北感を感じてしまいました。

 

今考えれば、当時の僕は、「伝え方」のスキルが

全くと言っていいほど無く

(今でも勉強中)

 

ジョージが人の言葉をしゃべれないながらも、

言葉を理解し、必死に伝えようとする。

 

その姿を自分と比較してしまい、

 

あれ自分ってもしかして何も伝えようとしていない?

相手が理解してくれるものだと思って、伝えようとしている?

 

子ざるにできて大学生ができてない?」

 

と虚しさとジョージに対しての敗北感を感じました。

 

この話は僕のネタとして多くの友達を笑わせてきました。

 

それから2年、僕は成長しました。インターンに参加し、

伝え方について学び、今ここで記事を書いています。

 

今回は、自分の経験や

どうやったら楽しんで読んでもらえるかを考えて、

『おさるのジョージ』から伝え方のポイントを

考察することを執筆することに決めました!

 

『おさるのジョージ』を見ていくと、

どんな人にも使うことのできる

「伝え方」が詰まっていました。

 

その中から自分が特にこれは優れていると

考えた伝え方を3点紹介します。

 

もしかしたら、この記事を読んでくれている人の中にも、

伝えたいのに伝わらないとか、

もっとうまく伝えられたのにと

後悔しているのではありませんか?

 

この記事を読み終わったころには、

あなたも「伝え方」が身についていて、

今日からの友達、家族、恋人に伝えたいことが伝わって、

会話が、コミュニケーションが楽しい!と思えるようになるはず!

 

『おさるのジョージ』を見ているような気持ちで

楽しんで読んでもらえたら幸いです。

 

 

 

 

子ざるから学ぶ 魅力的な伝え方!

 

『おさるのジョージ』が伝え方で優れている点、

1点目それは

 

身振り手振り

 

 

 

え?そんなことでいいのか?と思いましたね?

思ってないか。

 

いいんですよ!

 

冒頭で話したようにジョージは

人間の言葉を話すことができません。

 

だからこそ指をさして物事の興味を伝えたり、

喜びや残念な気持ちを表現します。

その方が人間にとってもわかりやすいですよね。

 

でもこの身振り手振りに半信半疑の人は

「それってアニメだから」と思うでしょう。

もっとわかりやすく例えてみます。

 

あなたは今、アイドルが好きでたまらない

友達と渋谷を歩いています。

今、あなたたちの目の前に

友達の推しが立っていました。

 

友達は喜び、悶え始めました。

 

ここで、身振りなく悶えるのと、

口を隠し推しを指さし悶えるのと、

 

どちらの方が気持ちが伝わってくるでしょうか?

 

後者の方が気持ちがグッと伝わってきませんか?

 

ただ突っ立て悶えているのは、

何しているのかわからないし、なんかヤバいですよね。

気持ちが伝わるからこそ身振り手振りは大切なのです。

 

身振り手振りの重要性は心理学からも大切とされています。

 

メラビアンの法則を知っているいますか?

これは、人とコミュニケーションをとった時に、

 

                              目から得る情報が55%

 

                耳から得る情報が38%

 

                言葉から得る情報が7%

 

 

と言う割合で影響を与えます。

 

つまり、

言葉だけではなく、身振り手振りによって

伝えることができれば、

相手により伝わりや少なるということになります!

 

このコロナ禍において、マスクをして会話をするために、

ますます会話する時、相手の表情がわからなくなって

気持ちが伝わりづらくなっていると感じます。

 

だからこそ、身振り手振りをして

相手に気持ちを伝えようとすることは大切。

大袈裟な身振り手振りじゃなくてもいい、

指を差すなど小さな身振り手振りでも気持ちは伝わります。

 

是非試してみてください!

きっと伝わりやすさがグッと上がります!

 

 

 

子ざるだけじゃない? 伝え方が魅力的なキャラクター

 

また、『おさるのジョージ』で、

ジョージの他にも伝え方が上手なキャラクターがいます。

 

そう、黄色い帽子のおじさんです。

 

いつもジョージを見守っている、あの黄色い帽子のおじさんです。

 

 

 

彼のどこが伝え方において優れているのでしょうか。

 

黄色い帽子のおじさんは2つの点で優れた伝え方を行っています。

 

それは、

相手の理解できるところまで、

伝えたいことの解像度を下げてわかりやすくすること。

 

なぜ、どうしてと理由を聞いてあげることです。

 

詳しく見ていきましょう。

 

 

まずは優れた伝え方の2点目、

相手の理解できるところまで、

伝えたいことの解像度を下げてわかりやすくすること。

 

 

 

黄色い帽子のおじさんがジョージと話す時には、

ジョージが分かるように伝えます。

例えば、三日後と教える時には、

「夜に寝て、朝起きて三回お日様が上った時」と教えていました。

 

例えるなら・・・

友達に好きな漫画の面白さを伝える時に、

その漫画の専門用語ばかり言ったら、

友達にその漫画の面白さは伝わりませんよね。

 

友達の知っていることで何か言い換えたり、

例えたりしてその漫画の面白さを伝える。

 

この伝え方をすることで、

相手に伝えたいことが伝わる上に、

自分の中でも伝えたいことを

うまく伝えることができたと自信に繋がりますね。

 

この伝え方1つで相手にとっても自分にとっても

お互いに良い効果のある伝え方ですね!

 

このように、相手に分かるように、自分の伝えたいことの

解像度を下げることは伝えることとして大切です。

 

 

次に伝え方の優れている点、3点目

なぜ、どうしてと理由を聞いてあげること。

 

 

これは伝え方と言うより、

コミュニケーションになってしまうのですが、

なぜ、どうしてと聞いてあげることによって、

会話を途切れさせずに盛り上げられることや、

無駄に怒らなくて済むようになります。

 

『おさるのジョージ』では指紋に興味を持ったジョージが

ジャムで自分の指紋が見られることを発見し、

部屋中をジャムの手形でめちゃくちゃにした時、

黄色い帽子のおじさんは、ジョージを叱ることなく、

どうしてこうなったのだと聞くところから入ります。

 

ジョージもそれに答えるように理由を説明し、

黄色い帽子のおじさんは指紋を残すなら

紙の上にしないかと提案します。

 

黄色い帽子のおじさんはジョージに

なぜ、どうしてと問いかけることによって、

ジョージのやりたいことを理解し、

ジョージに提案したり、無駄に𠮟ることが無いのです。

 

このコミュニケーション方法は

友達、職場、子育て、に使えると思います。

 

例えば・・・

友達にどうして、そう考えたの?

どうしてそれが好きなの?と問うことによって、

相手の考えを理解することができることや、

友達との一層深いコミュニケーションに繋がります。

 

いたずらした小さい子にどうしていたずらしたの?と聞けば

本当は怒らなくても良い理由なのかもしれないので、

自分のストレスを減らすことができ、

その子にただ「やっちゃダメ」と抽象的に怒るのではなく、

「だからダメなんだ」といたずらした子が分かるように

具体的に叱ることができます。

 

職場でも、もしあなたが仕事をリードする立場なら、

なぜ、どうしてと問いかけるによって、

部下や後輩の気持ちに寄り添うことができ、

良い上司、先輩として慕ってもらわれるでしょう。

 

実際に、自分の友達にもなぜ、どうしてと

理由を聞いてくる友達がいるのですが、

そう聞かれることによって、

自分自身で考えを深めることができたり、

物事についての新しい発見があったりすることがあるので、

このコミュニケーション方法、かなり大切だと実感しています。

 

 

 

『おさるのジョージ』から学ぶ伝え方の大切さ

 

『おさるのジョージ』から学んだ伝え方の大切さ、それは

 

1、身振り手振りで気持ちを伝える。
2、相手が分かる範囲で解像度を下げて伝えること。
3、なぜ、どうしてと聞いてあげることで会話が転がる。

 

この3点を意識すれば、

伝えることやコミュニケーションにおいて、

もっと伝わり、よりコミュニケーションや会話が

楽しい!と思えるようになるはずです。

 

この記事を読んだあなたもこれで

伝え方において一歩前進ですね!

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

この記事があなたの助けになれば幸いです。

 

それでは失礼します。

 

 

 

執筆:須田裕紀

 

須田裕紀と申します。

漫画が好きで、美味しいものをインスタに投稿する。

どこにでもいる大学生の1人だけども、代替できない唯一無二な自分。

写真を撮ってもらう時の笑顔が気持ち悪くなることが悩みです。

 

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