
2017年にスタートした「感動する名言グランプリ」が、今年で記念すべき10回目を迎えました!名言グランプリは、SNSやWEBメディア、新聞記事など、さまざまな媒体で発信された膨大なコトバの中から、人々の心を動かし、前向きな気持ちにしてくれるコトバを選び、その年の名言として紹介する企画です。2026年も、人々の心を動かした珠玉の名言が集まりました。
言葉には、人をポジティブにも、ネガティブにも動かす力があります。
何気なくかけた一言が、誰かの背中を押すこともあれば、反対に、誰かの心を傷つけてしまうこともあります。
だからこそ、自分が発するコトバは、できる限りポジティブなものにしたい。そんな思いを持つ人が増えれば、もっと前向きなコトバがあふれ、明るいエネルギーに満ちた世の中になるのではないでしょうか。
この10年間、名言グランプリでは、数々の心に響くコトバを紹介してきました。
過去の名言を振り返ってみると、今の自分に響く言葉や、前向きな気持ちになれるコトバに出会えるかもしれません。
ぜひ、今年の名言と合わせてこれまでの名言にも触れてみてください。
※「名言グランプリ」は、「伝え方グランプリ」から改名いたしました。
世の中には、玉石混交の言葉の波が、日々押し寄せています。その中から、
① 前向きな気持ちになる(挑戦を後押しする、頑張ろうと思える、気持ちが和む)コトバ
② 新しい発見がある(当たり前を更新してくれる、視野を広げてくれる)コトバ
を「感動する名言」と称し、総合的なバランスも勘案しながら、ノミネート作を10個に厳選します。
グランプリは、言葉にゆかりのある人や、経済界で活躍する人たちなど、幅広いバックグラウンドをもつ審査員が、毎年、熟議をかさねて決定しています。

名言グランプリが始まって10年にあたる今年、新たに「ラジオDJ審査枠」を新設しました。全国各地のラジオDJで、特に、コトバを大切にされていて、コトバの温度に定評のある方に審査員として加わってもらい、ノミネート10作品を1位〜10位で順位づけします。ラジオDJは、毎日マイクの前でコトバを選び、リスナーの方の反応を、肌で受け取っています。どんなコトバがするりと心に入っていくか、その判断は、数字やデータではなく、長年培ってきた感度と、経験からも生まれると考えています。
2026年も、人々の心を動かした珠玉の名言が集まりました。ノミネート10作品をご紹介します。
ノミネートに合わせて、素敵なコメントを寄せてくださった方もいます。

ミラノ・コルティナ五輪でフィギュアスケートペアの金メダルに輝くなど、数々の記録を残してきた“りくりゅう”ペア。木原選手はもともとシングルからペアに転向した選手であり、その最初にペアを組んで世界の舞台を教えたのが高橋成美さんでした。選手の成長を、自らいっしょに経験し、ずっと見てきたからこその「金メダル級の名言」として、SNSで大きな話題になりました。

高橋成美
フィギュアスケート
解説者

最近は、健康のため毎日1万歩を心がけているという朝井さん。朝の情報番組で、健康に気づかう理由を「最後まで生き残ったやつが世界を上書きできる」からだとお話ししていました。インタビューでは「最後の勝者になるために、1秒でも長くペンを持つ」とも。「才能があるかどうか」ばかりに注目が集まりがちですが、たしかに、長く続けること自体が、すごく大きな価値だということに気づかせてくれる名言です。

宿題で疲れたとこぼした息子に対して、俵さんが「遊んでいる時は疲れないのにねー」と嫌味を飛ばしたところ、息子から返ってきたのが、この一言。「集中」と「夢中」の違いを的確に言い当てた鋭さに、思わずハッとさせられる名言です。忙しさに疲弊しがちな大人にとっても、本当に夢中になれるものを持つことの尊さを、もう一度思い出させてくれる力が、この名言には秘められています。

俵万智
歌人、エッセイスト

93歳で、映画の初主演に挑戦した俳優のジューン・スキッブさんの名言。「とにかく試せ」というアドバイス自体はよく耳にしますが、その言い方だけだと、「失敗したらどうしよう」と、ひるんでしまう。それに対して、彼女のコトバから読み取れるのは「どう変わるか実験してみよう」というスタンスです。これなら、たとえ予想外の結果でも、「ああ、そう変わるんだ」と、ちょっと俯瞰してみることができるようになる。とても新鮮な考え方で、人生を前に進めてくれそうです。

約1年の活動休止をへて活動再開を発表した、アーティスト・imaseさん。苦しい時間をへて、今ここにたどり着いた心境を、コメントで丁寧につづっていました。最近はAIの発達も特に急速で、「自分の代わりはいくらでもいる」と虚しさを感じてしまう場面も、増えつつあるのかもしれません。「自分の人生の代わりだけは誰にもできない」という名言は、そんな時代だからこそ、多くの人の共感を呼んでいます。毎日をたいせつに生きようと思わせてくれる名言です。

imase
アーティスト

他人からの評価や報いを期待して行動することに疲れている。誠実に頑張っているのに、なかなか報われない。そんな不満を感じている人にとって、この名言は、別の視座を与えてくれるかもしれません。たとえ報われなくても、自分に嘘をつかずに誠実でいられたら、それはそれで、素晴らしい。結果は必ずしもコントロールできない一方で、胸を張れる生き方は、自分の意志で選べる。そんな前向きなメッセージが感じられる名言です。

Payao
@junkysugarさん
エッセイスト・詩人

日常を変えたいけど、一歩、踏み出せない。そんな人に響く、鋭いナイフでズバッと切ったような力のある名言です。投稿者の有枕さんは、ふだんは、土木技術者のお仕事をされているそうです。投稿では、パン屋のパンを海辺で食べる、1日中釣りをする、行ったことのない街を下調べなしに練り歩くなど、いろんな「未経験」を例に挙げながら「未経験は、新鮮だ」とつづっています。

有枕@rmkra5
土木技術者

投稿者は、大阪にある専念寺というお寺の住職さん。このコトバから学べるのは、思っているくらいでは、物事は、そう簡単には実現しないということ。自分自身が動く。それでしか、道はひらけない。まず、半信半疑でもいいから行動すれば、その人自身が変わっていくということです。とっても明快な伝え方ながら、発見のある名言で、「まずは行動してみよう」と思わせるパワーがあります。

専念寺/ネコ坊主
@yabumoto610
大阪市平野区
・専念寺 住職

人気イラストレーターのヤギワタルさん。仕事の芽が出るまでには苦労もありましたが、先輩たちからもらった「君は大丈夫」というポジティブなコトバが、心に貼りつき、お守りになったそう。コトバはラベル。逆に、ネガティブなラベルが剥がれずに困ってしまう人も少なくないからこそ、「いいな」と思ったら、それをちゃんと相手に伝える。そんな習慣を多くの人が意識すると、もっと良い世の中になるかもしれません。

ヤギワタル
イラストレーター

2026年ワールドカップで世界中のファンを魅了したハーランド選手。彼のようなスーパースターだけでなく、私たちのような一般の人にとっても、背中を押してくれる名言。夢を見ているだけでは、現状は何も変わらないが、目を覚まして一歩を踏み出した瞬間、それは追いかけるべき目標に変わる。トップアスリートらしい鋭さと対比を用いた、インパクトの強い伝え方。
いろんな「なりたいもの」を試しては「向いていない」と気づく日々を過ごしてきたという黒柳さん。今の職業も最初から目指していたわけではなかったという。何事にもトライする好奇心を大切にすることで、人生は開ける。そんな可能性を示す黒柳さんのコトバは、行き詰まったとき、きっと希望の光を差してくれる。

田中 里奈
プロデューサー/モデル

坪田 信貴
坪田塾 塾長

山口 真由
信州大学特任教授・
ZEN大学教授

田原 総一朗
ジャーナリスト
なかなか許すことのできない怒りを抱え続けることは、むしろ、その相手によって自分がコントロールされている状態かもしれないという気づきを与えるコトバ。自分の中に知らぬ間に根づいてしまった執着を自覚した瞬間、自分の時間を取り戻し、心を自由に開放する道が開けてくる。

堀江 貴文
実業家

佐々木 圭一
『伝え方が9割』著者

山口 真由
信州大学特任教授・
ZEN大学教授
殿堂入りは投票で決まる仕組みだが、満票に1票だけ足りなかった。そのことをイチローさんは、こう評価した。人は「もう完全だ」と思った時点で歩みを止めてしまうもの。逆に「まだ完全じゃない」と意識することが、推進力を生む。ポテンシャルを信じ続ける姿勢を通して、限界を拡げてくれるコトバ。

坪田 信貴
坪田塾 塾長

田原 総一朗
ジャーナリスト

堀江 貴文
実業家
上島社長が新入社員に贈った成長の秘訣は「突き詰める」こと。最初は「誰でもできる仕事」でも、突き詰めれば「あなたにしかできない仕事」になり、それができる人のもとに、新しいチャンスが訪れる。自分の仕事の意味や生きがいに悩んだ時にこそ思い出したい、気持ちを奮い立たせてくれる名言。

佐々木 圭一
『伝え方が9割』著者
主人公のモデル・やなせたかしさんご本人のコトバをもとにしたセリフ。やなせさんは東日本大震災の年に『絶望の隣は希望です!』というタイトルの本を出版。災害に限らず、人生のさまざまな場面で、絶望のふちに立たされた人々に希望を与えてくれるコトバ。

土江 英明
ダイヤモンド社
書籍編集局
第4編集部
会社を引き継いだときは約1億円の債務超過でどん底のスタートだったが、今ではそれを解消し、成長を続けているという小泉社長。原動力は「あの憧れの人のようになれるかも」という「勘違い力」だったという。ポジティブな自己暗示には、未来を変えるチカラがあることを教えてくれる名言。

佐々木 圭一
『伝え方が9割』著者
心を込めてギブしても、その思いが必ず届くとは限らない。だが、一喜一憂せず、与えるより、もらった優しさに感謝する生き方をしたいと語る中島さん。ギブしたモノに執着するより、ギブされた感謝を強く意識することで、周囲への接し方は、優しくなっていくのかも。

土江 英明
ダイヤモンド社
書籍編集局
第4編集部

堀江 貴文
実業家
『鬼滅の刃』を観るたび「強さとは何か」を考えさせられるという森さん。強さは生まれつきではなく、弱さを認める勇気から育つことを、登場人物たちから学んだそう。「もっと強くなりたい」と一歩を踏み出そうとする、すべての人の背中を押す一言。

山口 真由
信州大学特任教授・
ZEN大学教授
もともとは野球少年だった佐々木選手。のちに代表選手にまで上りつめることとなったデフ陸上に出会ったのは、健聴者との会話に限界を感じて野球をやめ、将来が見えなくなったときだった。人生の価値は、他者と比較できるものではなく、どんな人生にも、その人なりの物語がある。そんな誇り高さを感じさせるコトバ。

坪田 信貴
坪田塾 塾長

田中 里奈
プロデューサー/モデル
甲子園で優勝した日は、ちょうどお母さんの誕生日だった。優勝インタビューを聞きながら、顔を覆って泣くお母さんの姿が中継に映ると、球場全体が、あたたかい拍手につつまれた。親子間で、あえて敬語で伝えた点も、球児の巣立ちを思わせるドラマ性が感じられる。心がじんとする名言。

坪田 信貴
坪田塾 塾長

佐々木 圭一
『伝え方が9割』著者
堀江 貴文
実業家
田原 総一朗
ジャーナリスト

佐々木 圭一
『伝え方が9割』著者

田中 里奈
プロデューサー/モデル

山口 真由
信州大学特任教授・
ZEN大学教授

坪田 信貴
坪田塾 塾長

土江 英明
ダイヤモンド社
書籍編集局
第4編集部
理想は掲げ続けなきゃ、
ただのゴミくずですよ
佐田寅子役(伊藤沙莉さん)
(ドラマ『虎に翼』第14週より)
憧れてしまったら、
超えられない
大谷翔平さん
(野球選手)
想像力さえあれば、
太古でも未来でも、
宇宙にだって行ける
翻訳家
戸田奈津子さん
学校は友達が
出来なくても
当然の場所
音楽クリエイター
ヒャダインこと前山田健一さん
後悔すると分かっていても
飛び込まないと
いけない瞬間
ジャニーズ事務所退所会見にて
中居正広さん
深い意味でも
いいんですよ
結婚会見にて 蒼井優さん
誰も見向きもしない
石ころを磨き上げ、
ダイヤモンドで
あることを実証する
京都大学 本庶佑特別教授
人は、何年生きられるか、
自分ではきめられません。
しかし、いかに生きるか、
これは決められます。
日本テレビ系「NEWS ZERO」にて
村尾信尚キャスター
階段を一段一段上がるように確実に夢まで導いてくれると思います。
周りに不可能と言われるようなことも、信じて継続することで、実現できると思います!