2025年04月08日
【3月の伝え方ベスト3】

新しいスタートを
はじめる人にむけての
名言があつまった1ヶ月でした。
人は、コトバによって
動かされます。
今月も、佐々木圭一が
とくに素晴らしいと感じた
伝え方ベスト3をご紹介します!
第3位
タレントの松丸亮吾さんが、
東大を中退することを
報告しました。
松丸さんといえば、
クイズのバラエティ番組に出ていたり、
脱出ゲームの世界大会で優勝したり、
「なぞ解きの仕掛け人」として
知られていますよね。
「なぞ解きを文化にする」
という夢を追うため、
大学を中退し、
起業の道に人生をかけることに
決めたそうです。
そんな今回の報告の中で、
ひときわ目を引いたコトバが、こちら。
やりたいことが見つかったなら
そこに時間を使いなさい」
悩む松丸さんにたいして、
お父さんが、こう言って
決断の背中を押したんだそうです。
これ、人生の進路に悩むすべての人に
刺さるコトバだなぁと、思いました。
好きなことに全力を注ぐ。
それって言うほど簡単なことではないけれど、
すすむ方向を見失いかけたときに見ると
つねにエネルギーをくれるような、
そんな素敵なコトバだと思います。
出典:ORICON NEWS
第2位
プロフィギュアスケーターの
羽生結弦さん。
プロ転向後の心境について、
あるインタビューで語っていました。
「毎回、無理だろうと思いながら
演技構成をつくっているんです。いい意味で。
今までは勝利、優勝が目標だったことが、
今はこの構成を完璧にこなすことが
僕の挑戦であって目標なんですよね」
「ぜったいムリ」と思うような
遠くはなれた目標のほうが
モチベーションになるし
苦しみながらも楽しめる、
という内容のことも
羽生さんは語っていて、
さすが尋常ではないなと、
しびれます。
羽生さんの
並はずれたモチベーションは
どこから来るのか。
彼は、こんなコトバを話しています。
楽しいんです」
羽生さんは、
オリンピックの金メダルを
めざしてやっていた競技時代より
今のほうが、
「絶対練習しているし、
もっと絞っているし、
もっと筋肉ついたし、
もっと技術も知識もある」
とインタビューで断言しています。
全力で生きることを重ねてきた。
その絶対的な自負があるから、
ひとつずつのコトバに
強いパワーが宿っている。
羽生さんのコトバを見ていると、
コトバというものは
そのひとの生き様を
そのまま写し出すものだと、
あらためて感じます。
出典:GOETHE
第1位
3月の1位は、
女優の髙橋ひかるさんのコトバです。
新たに気付くこと、
そして新しい経験ができる」
髙橋さんは、TBS系のドラマ
「まどか26歳、研修医やってます!」
で研修医の役に、挑戦中。
ドラマでは、
ベテラン医師たちの
試練に立ち向かいながら、
医師として、
そして女子として、
人生と向き合う成長の様子が
濃密に描かれています。
昭和とくらべて
いろんな意味で選択肢が増えたいま、
ほかの道に逃げることも、
ときにはポジティブな場面も
もちろん、あるでしょう。
だけれども、
「今回はぜったいに逃げない」
と決めてやってみると、
それまで
まったく気づかなかったことに
気づかされたり、
思いもよらなかった
特別な経験が得られたりしますよね。
「“逃げない”ことで
新たに気付くこと、
そして新しい経験ができる」
というこのコトバは、
「あとで後悔するくらいなら、
逃げずにやってみるか」
という覚悟を決める
きっかけをくれるような、
そんな強さがあると思います。
出典:livedoor New
ほかにも
ステキな伝え方があったので、
ご紹介します!
話者:木村拓哉さん(俳優、歌手)
出典:FRIDAY デジタル
話者:直系二郎大好きマンさん(Xユーザー)
出典:FRIDAY デジタル
話者:やす子さん(お笑いタレント)
出典:スポニチ
オレは、テレビ界はもっとわけわかんない人が
出る場所であってほしい」
話者:佐久間宣行氏(テレビプロデューサー)
出典:ENCOUNT
どのオープンカーで夜風を感じるか
って事のほうが
よっぽど重要なんだ」
話者:ROLANDさん(実業家・ホスト界の帝王)
出典:エンタメQ
話者:佐々木朗希さん(野球選手)
出典:NHK
病気だからって誰かのために動けないわけじゃ
ないんだってことを知れた」
話者:河村隆一さん(アーティスト)
出典:TBS NEWS DIG
以上、佐々木圭一が
独断と偏見で選んだ
ベスト3の伝え方でした!
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「伝え方研究所」所長/「伝え方が9割」著者
佐々木圭一上智大学大学院を卒業後、株式会社博報堂入社。 のちに書籍「スティーブ・ジョブス」に登場する伝説のクリエーター、 リー・クロウのもと米国で2年間インターナショナルな仕事に従事。 日本人初、米国の広告賞「One Show Design」でゴールドを獲得(Mr.Children)。カンヌ国際クリエイティブアワードにて、金賞を含む計6つのライオンを 獲得するなど、合計55のアワードを入賞受賞。 郷ひろみ・Chemistryの作詞家として、アルバムオリコン1位を2度獲得。 2014年、クリエイティブ ブティック「ウゴカス」を設立。 日本のコミュニケーション能力をベースアップさせることを、 ライフワークとしている。
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