2025年07月08日
【6月の伝え方ベスト3】

おなじ内容を伝えるにも、
伝え方しだいで、
印象はガラリと変わる。
6月も、傑作の伝え方が
勢ぞろいしました。
佐々木圭一が
とくに素晴らしいと感じた
伝え方ベスト3をご紹介します!
第3位
トミカの売り場の前で、
顔を隠して泣いている、男の子。
その写真が、SNSで反響を呼びました。
じつはこれ、だいすきなパパから
ということで、
「トミカをひとつ買っていいよ」
と、ごほうびをもらえることになった男の子が、
うれしさのあまり、
男泣きをしてしまった時の様子だそう。
6連勤は、大人でもキツい。
3歳にして、
頑張りを認められる喜びを爆発させた
男の子は、日本中を
ほっこりさせたのでした。
出典:X(旧ツイッター)
ゴンゾウR4(@R453374510)さんの投稿より
第2位
国際的な音楽の賞、
「MUSIC AWARDS JAPAN」。
その授賞式で、
シンガーソングライターの
藤井風さんが発したコトバが、
会場をわかせました。
最優秀アーティスト賞に選ばれた
「Mrs.GREEN APPLE」の活躍について
コメントを求められた藤井さん。
本当に。ちょっとやりすぎですね」
と返し、司会者や会場を笑わせました。
ふつうに
「素晴らしいですね」
と言ってもいいところで、
「いい加減にしてほしい」
という意外なコトバで応える
ユーモアセンス。
SNSでも話題となりました。
藤井さんの飾らない雰囲気を
そのまま体現するような
コトバでありながら、
Mrsへのリスペクトも詰まった、
ユニークな伝え方です。
出典:神戸新聞
第1位
プロ野球の巨人で活躍され、
6月に89歳で旅立った、
長嶋茂雄さん。
その長男でタレントの
長嶋一茂さんが、
朝の情報番組で
こうコメントしました。
野球の星に帰りました」
星に帰った長嶋茂雄さんは、
いまも、変わらず
野球に情熱を注いでいる。
そんなイメージが浮かんでくるような、
あたたかいコトバですよね。
「野球は人生そのものだ」
と語ったスターの存在感。
それは、「永久に不滅」に
違いありません。
出典:中日スポーツ
ほかにも
ステキな伝え方があったので、
ご紹介します!
話者:御子神氷魚役(賀来千香子さん)
テレビ朝日『天久鷹央の推理カルテ』第7話から
出典:テレ朝POST
話者:綾小路翔さん
(ロックバンド「氣志團」のメインボーカル)
出典:スポーツ報知
以上、佐々木圭一が
独断と偏見で選んだ
ベスト3の伝え方でした!
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「伝え方研究所」所長/「伝え方が9割」著者
佐々木圭一上智大学大学院を卒業後、株式会社博報堂入社。 のちに書籍「スティーブ・ジョブス」に登場する伝説のクリエーター、 リー・クロウのもと米国で2年間インターナショナルな仕事に従事。 日本人初、米国の広告賞「One Show Design」でゴールドを獲得(Mr.Children)。カンヌ国際クリエイティブアワードにて、金賞を含む計6つのライオンを 獲得するなど、合計55のアワードを入賞受賞。 郷ひろみ・Chemistryの作詞家として、アルバムオリコン1位を2度獲得。 2014年、クリエイティブ ブティック「ウゴカス」を設立。 日本のコミュニケーション能力をベースアップさせることを、 ライフワークとしている。
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